自宅で作れるセサミオイル

マッサージやリラクゼーション系のエステサロンでは、ほとんどの場所で独自のキャリアオイルが使われます。
キャリアオイルはマッサージをするときに肌の摩擦を防いで余計な刺激を少なくしてくれるとともに、その成分が肌内に浸透することで一層効果が高まる便利な製品です。
キャリアオイルの種類はたくさんあり、代表的なものにココナツオイルやグレープシードオイル、そしてセサミオイルがあります。
数あるキャリアオイルの中でも、ゴマ成分から作ったセサミオイルは非常に健康成分に優れており、毎日のスキンケアに取り入れることで血行促進や肌の免疫力を高める効果があります。
ですが、もともとインド式のマッサージで多く使われるセサミオイルは日本国内においてはそれほど一般的な品物ではなく、専門店を利用しなければ手に入れることができません。

インド式マッサージであるアーユルヴェーダには、自宅で手軽に行うことができるセルフマッサージもあります。
セルフマッサージをするときに欠かせないのがセサミオイルですが、実はこれは自宅で簡単に生成することができます。
マッサージ用のセサミオイルとは、市販されている「ごま油」よりもかなり純度が高く作られているので、食用ごま油をそのまま肌用に使うことはできません。
ですが、日本国内において販売されているごま油のうち、非常に純度が高いことで知られている「太白ごま油」であれば、ちょっと手を加えるだけで簡単にスキンケア用に使えるようにできるのです。
スキンケア用のキャリアオイルの命はなんといっても新鮮さです。
自宅で継続利用をするのであれば、できるだけ新しいものをその都度用意していくと効果的です。

太白ごま油を使ったセサミオイルの生成のことを、ごま油のキュアリング(加熱処理)といいます。
キュアリングに使用する用具は、まず太白ごま油、鍋、調理用温度計、じょうご、遮光性の保存瓶が必要です。
方法は簡単でまずは太白ごま油を鍋の中に適量入れ、弱火でゆっくり時間をかけて温めます。
調理用温度計でこまめに温度を測り、90℃を超えたくらいで火をとめます。
じっくり温められたごま油は火をとめてからも温度が上がります。110℃以上にならないように様子をみて、冷めるまで放置をしておきます。
冷めたら煮沸消毒をしておいた保存用の瓶(遮光性のもの)に入れ、あとはそこから必要なときに取り出して使います。
冷暗所に保存をして2~3ヶ月以内に使い切るようにしましょう。