ゴマの健康効果について

ゴマは日本においては広く使用されている食材であるとともに、健康効果の高さから漢方やサプリメントに多く使用されている成分でもあります。
セサミオイルはそんな健康効果の高いゴマを高い純度で精製したものですが、植物としてのゴマはどのようなものであるかについても少し説明をしていくことにします。

ゴマの起源はとても古く、最古の記録では紀元前3000年以前からアフリカのナイル河流域で栽培されていたという記録があります。
世界最古の巨大遺跡ともされているエジプトのピラミッドではその内部に残された遺跡の中にゴマが含まれていたということもわかっています。
当時のゴマは現在のような庶民的な食材ではなく、貨幣の代わりとして用いられることもあるほど貴重な植物であったと言われます。
そのためゴマは国境をまたいで広く世界中で取引に使われており、中東地域からアジアを経て中国にまで伝わっていきました。
日本に伝わったのは縄文時代からと言われており、集落でゴマを栽培しては一般的な食事に使うという風習が当時からすでにできていたといいます。

植物としてのゴマですが、この流通の歴史示されるように比較的植物としての力は強く、また種類も豊富です。
日本で栽培されているゴマの種類は黒ゴマ、白ゴマ、金ゴマとして分類をされています。

ゴマの栽培は初春の5月下旬ごろから6月初旬にかけて種まきを行うことで始められます。
これがだいたい7~8月くらいになるとすっかり茎が伸びて花がついてきます。
植物としてのゴマは成長をするとだいたい大人の背丈くらいの高さにまでなります。
私達が食べているゴマは、この植物が秋になってつける種子の部分が成熟したもので、花がおちたあとには房ができて中に100粒くらいができていきます。
収穫をしたゴマは茎ごとしばらく干して乾燥をし、そののち種子部分を取り除いてそれぞれの場所へ出荷されていきます。

食品としてのゴマの場合、口にすることで滋養強壮や解毒作用があることがわかっています。
漢方薬としては強いかゆみが生じる皮膚病に対しての薬剤である「消風散(しょうふうさん)」の材料として使用されます。
ゴマの種子を精製して作るセサミオイルも薬品として利用されることがあり、紫雲膏という軟膏の材料として配合されることになっています。

ゴマの種類では、生薬としてよく使われるのは黒ゴマであり、ごま油(セサミオイル)の精製に使われるのは白ゴマであることが多いようです。